変わり、変える(米岡)


2025年は新しい仲間がたくさん増えました。非常に嬉しく思います。

新人研修で事務所ルールなど説明をしていくのですが、「このルールは守ってもらうだけの価値があるのか?」など、非常に考えさせられます。また、新しい価値観に触れる機会でもあり、自分自身が変化出来るチャンスでもあります。

さて、去る10月21日、日本史上初の女性内閣総理大臣が誕生しました。

そして、就任演説において非常に印象的なフレーズを3つ残されました。

①「ワーク・ライフ・バランスを捨てる」

②「働いて、働いて、働いて、働いて、働いていく」

③「馬車馬のように働いてもらう」

令和の大きな潮流を堰き止める、インパクトのある演説でした。

これらの発言は、価値観が特定の方向に「行き過ぎ」た結果、自然発生したと考えるべきかな、と思います。行き過ぎた価値観を中道に戻すためには、対局にある極端な表現をすることが効果的です。トランプさんもそうですね…

そもそも、「ワーク・ライフ・バランス」という言葉が既に古いものになっていることをご存知でしょうか?「行き過ぎ」たら「最適化」が始まります。

1.ワークライフマネジメント

 従業員が自ら主体的に仕事と生活を管理し、両方を充実させるという積極的な考え方。

2.ワークライフインテグレーション

 仕事と私生活を完全に分けず、両方を統合し、相互に補完し合うようにする考え方。

働き方が多様になり、仕事と生活の境界線が曖昧になったにも関わらず、仕事と生活を対立する(一方を優先すると他方が犠牲になる)ものとして考えることが難しくなっています。

また、企業による制度の導入だけがクローズアップされ、それらを個人がどのようにライフに活かしていくのか、という視点(個人の主体性)が欠けているように思います。

価値観に「絶対」はありません。何かに固執すると、それが否定されたときに絶望的になります。ファッションもそうですが、「流行」に乗ることは精神衛生上とても良い効果があります。この新しい価値観の波に先乗りすると、人生が豊かになるかもしれません。自分自身を変える。人を変える。日々変わり続ける価値観の変化に合わせて。

本日、事務所に新しい書籍が入庫され、古い書籍が6冊放出されました。早いもの勝ちでしたが、最後の1冊を何とかゲット出来ました!結構早く取りに行ったつもりでしたが、勉強熱心な仲間が多いことに感心しました。これからも一緒に、お客様のためにがんばっていきましょう!